クロック回路とは
出力し続ける信号をオンオフを繰り返す信号に変える回路です。RSコンパレーターの減算モードを利用した手軽に作れる回路です。
基本の形
オンオフの速度を調整出来るバージョン
ちょこっと解説
RSコンパレーターについて
RSコンパレーターには比較モードと減算モードがあります。また後ろ側のブロックの信号を検知する機能がありますので、チェスト等の内容量を信号の強さとして取得できます。
トーチが1本側が前です。
比較モード(1本側のトーチが消灯)
後ろ側と横側の信号を比較して大きい方の信号を前方に送ります。
レバーから1ブロック離れるごとに1ずつ信号が弱まるのでコンパレーター横には13の信号が届きます。
後ろ側15>横側13となり、後ろ側の15の信号がコンパレーター前方に送られます。
全体図
減算モード(1本側のトーチが点灯)
後ろ側の信号の強さより横側の信号の強さを引いた強さの信号を前方に送ります。
0以下の場合は信号は送られません。
後ろ側15-横側13=2となり、2の信号がコンパレーター前方に送られます。
減算モードを使ってオンオフする
RSコンパレーターから送られた信号を自身のRSコンパレーターの横側に繋ぐことで信号の強さに差が出ることを利用した回路です。
1 レバーがオンになったとき15の信号が出る
後ろ側15、横側0→15の信号が出る(レバーがオンになったとき一瞬信号が通る)
2 横側が13に
3 2の信号が出る→横側が0に
※オンオフを繰り返す速度がこの速さの場合、レッドストーンランプがオフになれず、点灯したままになります。
4 15の信号が出る→横側が13に
3 → 4 の繰り返し。
15と2の信号が交互に発信されることでオンオフが繰り返す回路になります。
ですのでRSコンパレーターから3以上離れた位置からオンオフが機能します。
後ろ側の信号は3以上にします。
速度調整出来るバージョン
リピーターの遅延効果で速度を調整できます。
速度調整用のRSリピーターを複数繋げることも出来ます。
(↑画像のコンパレーターの後ろ側のリピーターは速度調節用ではありません)
速度調整用のリピーターの一つ目はコンパレーターの真横に置きましょう。
2個目以降は比較的どの位置に置いても機能しますが、一つ目は画像の位置に置くのが無難です。隣に移動させるだけで動かなくなります(・∀・;)
画像の配置では後ろ側も横側も信号の強さが15ですので、後ろ側15-横側15=0となり、0と15の信号が交互に発信されます。
複数のリピーターを繋げるとオンオフをゆっくりに出来ます。速度が遅いのでレッドストーンランプも点滅するようになります。
あとがき
画像の通り作るだけですぐ使えますが、仕組みを知っていると応用が出来るし、上手く動かない時に原因を探しやすくなるので知っておくと便利です!
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